【家族で茶道体験】子どもも一緒に、ゆるっと優雅なひとときを。@西宮 草志舎

先日、西宮市にある文化サロン「草志舎(そうししゃ)」で、家族そろって茶道体験に参加してきました!

茶道って聞くと、「背筋ピーン!足がしびれるやつ…」というイメージがあるかもしれませんが、今回の体験はちょっと違う。なんと、子ども連れOKのファミリー向け茶会なんです。最初は「ほんとに大丈夫かな…」と心配していましたが、結果としては——最高の一言に尽きます。

会場は、アンティーク調の洋室と、きちんと整えられた和室がある素敵な空間。まずは洋室で自己紹介&「そもそも茶道って?」というお話をしていただきました。ここでの先生のお話が、わかりやすくてちょっとユーモアもあって、緊張していた気持ちも一気にほぐれました。

その後は水屋(みずや)という茶道具の台所のようなところへ移動。茶道で使う道具の数々を見せてもらいながら、それぞれの名前や使い方を教えていただきました。茶杓だけでも何種類もありびっくりしました。「え⁈一つだけじゃないの⁈」って。

掛け軸

5月なので端午の節句にちなんだ作品でした

そして、ついに和室へ移動して、いざ実践!

とはいえ、我が家の子どもたちはまだまだお茶会デビュー戦。正座どころか、じっと座っているのも一苦労。ですが先生はさすがベテラン、要点だけをきっちり教えてくださって、あとは優しく見守ってくれました。

そして、心がふわっと和んだのは——お菓子タイム!

なんと、用意してくださったのは季節の上生菓子と、猫型の練切(ねりきり)!猫ですよ、猫!自然と顔がほころびます。特に妻は猫が大好きなのでテンションMAX!「食べたいけどカットしたくなーい。」と言うほど可愛い作品でした。

ちなみに今回客側として参加して、今まで働いていたお店でお茶の先生がなぜ練切のお菓子ばかり注文されるのかという理由がわかったような気がしました。練切は黒文字(くろもじ)という和菓子用の楊枝で切りやすく、しかも食べやすい。今まで「他にも美味しい和菓子あるのにな〜」と思ってましたが、お茶席での使いやすさを考えると、練切ってやっぱり優秀なんですね。

そしてお抹茶!これがまた美味しくて、心がスーッと清められるような味。丁寧に点ててくださった一服は、日常を忘れる特別なひとときでした。

茶道体験のラストは、再び洋室に戻って、自分でお抹茶を点てる体験。好きな茶碗を選べるのですが、私が選んだのは、なんともモダンなアート作品のような器。「こんなおしゃれな器で抹茶なんて…私、セレブかもしれない」と一瞬勘違いしそうに(笑)

ただ、実際に自分で茶筅を持ってやってみると…これが意外と難しい!大きな泡になっちゃって細かく泡立たない!まろやかにならない!「これぞ経験と技術の世界…」と改めて茶道の奥深さを感じた瞬間でした。

体験後は、近くのギャラリー「空庵(くうあん)」で開催されていたモダンな器の展示会に、先生が案内してくださいました。器の美しさにうっとり…と思いきや、子どもたちはギャラリー内の空きスペースでひたすら遊ぶ。うん、まぁ…それもアートの楽しみ方、ということにしておきましょう。

でも本当に、不思議とアートからは目に見えないエネルギーをもらえる気がします。この器にはどんなお菓子が合うだろう?なんて考えていたら、お菓子のインスピレーションがどんどん湧いてきました。心が豊かになるとは、こういうことかもしれません。

最後は先生が外までお見送りしてくださって、感動と恐縮の嵐。貴重で優雅で、心が満たされる時間を過ごさせていただきました。

…が!

現実は甘くない。帰り道、すでに時間は晩ごはんタイム。梅田駅周辺でごはんを探すも、子連れに優しいお店が意外とない!

上の子「ピザがいい」

下の子「お寿司がいい」

ええい、どっちもや〜!!と心の中で叫びながらさまよった結果、最終的に辿り着いたのは…定食屋さん。安定と信頼の和食でなんとか全員満足。

ショッピングモールのフードコートがあんなに恋しくなった夜はありません。

この体験を通して、茶道という伝統文化が、子どもや家族にもこんなに楽しく、柔らかく開かれていることに感動しました。優雅な中にも、笑いと発見のある1日。またぜひ行きたいです!

ご興味ある方はリンクを貼っておきますのでチェックしてみてください。

今回参加した茶会 和文化の玉手箱

今回訪れたギャラリー 空庵(くうあん)

最後まで読んでいただきありがとうございました!