一日限定ショップやってみた!〜初めてのショップ販売に挑戦・後編〜

そして迎えた当日、7月23日。

前日の夜中12時まで道具や食材の確認をし、仮眠を取ったのち、朝3時起きで荷物を車に積み込んで出発。

朝5時には会場に到着し、荷ほどきを済ませて、すぐに仕込みに取りかかりました。

事前に立てていた段取りに沿って、順調にお菓子の製造を進めていきましたが……

想定よりも作業に時間がかかる!

仕込みと同時進行で道具の洗浄もしなければならず、1人作業の過酷さを痛感。5時間経過した時点で「これは開店時間に間に合わないかもしれない」と感じていました。

休憩もとらず8時間ぶっ通しで作業していたのに、仕込みが終わったのはなんと、ちょうど13時。開店予定時刻に間に合わず、かなり焦りました。

開店準備も時間との闘い!

そこからさらに、お菓子の包装作業とお店の準備が残っています。
気力を振り絞って、まずは各種10個ずつ包装を仕上げ、なんとか開店準備へ。

結局、店を開けられたのは午後2時過ぎ。
自分の見積もりの甘さに落胆しつつも、気持ちを切り替えて店頭に立ちました。

販売業務に立つのはなんと5年ぶり。
最初はお釣りを渡す順番や袋詰めの手際に戸惑い、ちょっとパニック状態。思い出すのに時間がかかりました(笑)

しかも、用意していた紙袋の底が思ったより狭いことが判明し、大きめサイズの袋でも和菓子が3個並べて入らず、不格好な見た目になってしまう始末……。

「これ、家で袋詰めのシミュレーションしておけばよかった!」と後悔。
「でも、初めてなんだから仕方ない!」と自分を励ましました。

外に出てみると、会場のオーナーさんがご厚意で看板や飾り付けまでしてくださっていて、本当にありがたかったです。

暑さと静けさと和菓子の午後

開店してすぐに数名のお客様が来てくださったものの、その後は一気に静かに……。

午後3時ごろは、1日で最も暑い時間帯。しかも、平日の真ん中・水曜日。

お店の場所も路地裏で人通りが多いわけではなく、予想はしていたものの、夕方5時まで誰も来ない時間が続きました。

「これはさすがにやばいかも」と思い、急遽、試食品をお皿に盛って外へ。

通りがかる人に味見してもらって、来店につなげようと試みました。

……が、帰宅ラッシュの時間帯。歩行者よりも自転車で素通りする人が多く、立ち止まってくれる人もほとんどおらず、作戦は不発。それでも、夕方6時から閉店の7時までの間に数名のお客様が来店してくださり、なんとか商品を販売することができました。

中には、若い方が和ケーキ(レモンヨーグルト味)に興味を持って購入してくださる場面もあり、すごく嬉しかったです。

パイン大福は売り切れてくれてひと安心

結果とこれから

最終的な来客数は10名。事前に想定していた数より少なかったですが、最低目標だった会場費分の売上は達成。

まったくの無名な和菓子職人の作った創作和菓子を、わざわざ買いに来てくれたお客様がいたこと。そして、自分ひとりで準備して、作って、販売までやり切ったこと。
これは私にとって、とても大きな自信と経験になりました。

もちろん、反省点や改善点は山ほどあります。
でも、実際にやってみたからこそ、得られたことがたくさんありました。

今後は、今回の経験を活かして、マルシェ出店やウェブショップでの販売にもチャレンジしていきたいと思っています。

「自分がおいしいと思える和菓子を、もっと多くの人に届けたい」

そんな想いを胸に、これからも一歩ずつ進んでいきます。

今度は秋に向けてマルシェに出店する予定です。詳細が決まりましたら、告知しますのでお楽しみに。